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パイナップル寺ともいわれる海神を祀る廟「南海神廟」---週末にちょこっと行ける小旅行
かつて、海外貿易の船舶の停泊地となってきた広州黄埔には、航海の安全を祈願する南海神廟がある。また、同廟は波羅廟(パイナップル寺) とも呼ばれ、今年の3月には同廟で「波羅誕」という千年縁日が開催された。
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南海神廟:南海神像
古くから海上の神様として船員たちの信仰の対象となった南海神像
週末、家で過ごすよりも、たまには遠くに出かけてみませんか? ウェネバー発、ちょこっと行ける小旅行で、まだ知らない広東の魅力を探ってみましょう!

黄埔区廟頭村にある南海神廟は、元々地元に暮らす住民が南海神を祀る廟として隋代に建てられた。南海神は名を祝融(祝赤)とも呼ばれ、海上の風雲を司る神としてとらえられるようになる。やがて、唐宋代に入ると海のシルクロードといわれるほど外国との交易が盛んになり、人々は航海の安全を祈願するため、現地を訪れることになった。
南海神廟の広さは3万平米。正門である頭門には「海不揚波」と彫られた花崗岩の石碑があり、清代に建てられた儀門をくぐると、古代の官吏が南海神廟を拝んだとされる礼亭に出る。礼亭の右隣には、明の洪武帝が南海神を封じた石碑があり、建物の柱にはパイナップル? と思わせる彫り物があったものの、残念ながら鰲魚だった。また、儀門から礼亭の両側に伸びる回廊には、唐代から清代にかけて祭祀を行った石碑が並んでおり、南方石林とも称されている。そして奥の大殿には南海神を、昭霊宮では南海神夫人である明順夫人を祀っている。
肝心の「波羅」の由来だが、儀門の左手奥に達奚司空像がある。彼は船員として古代インドにあった波羅という国から広州に来たものの、帰国の夢を果たせずこの地で亡くなったのち神になったという伝説が根付いており、そのため、同廟を別称で波羅廟とも呼ぶようになったのだそう。
現在は外洋航海の技術も進み、航路の安全性も向上したが、同廟は広州市に住んでいる人たちの観光地や縁日の場としても注目を集めている。
南海神廟:南海神廟の大手門である頭門
南海神廟の大手門である頭門には花崗岩の門が建っている
南海神廟:パイナップルそっくりな鰲魚の彫り物
パイナップルそっくりな鰲魚の彫り物
南海神廟:達奚司空像
神となり、波羅廟という別称の由来になった、波羅国の達奚司空像
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南海神廟
住所:広州市黄埔区南崗廟頭村
電話:020-8221-0927
営業:9:00〜6:30
¥:10元
アクセス:バス210路、214路、242路など黄埔東路の南海神廟下車。案内に従って南に徒歩5分。
2008-05-24掲載
※この情報は上記日程に掲載されたものです。
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